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金沢工業大学

平成29年度私立大学研究ブランディング事業選定

これからの科学技術者倫理研究 ~社会が必要とする課題への取り組み~

実施体制

Implementation Structure

実施体制とPDCAサイクル

実施体制図

実施体制図

全学的事業推進体制とPDCAサイクル

本事業を推進する科学技術者倫理研究推進委員会を設置する。当委員会は、本事業の中心となる科学技術応用倫理研究所を始めとした、関連する部局が横断的に参画する委員会となる。本事業では、科学技術応用倫理研究所での研究成果をもとに、サイエンスの観点から、本学における数学物理化学の教育を担当している数理工教育研究センターが、科学や工学の発展の歴史的展開を把握し本質を学ぶためのSTEM教材の開発を行う。また、テクノロジーの観点から、本学におけるアクティブラーニング教育の支援を担当しているプロジェクト教育センターが、科学?工学の発展に寄与した実験装置や重要な機器などを、3Dプリンターを用いてモデルとして再現し、そのエッセンスを学ぶ教材の開発を行う。これらのベースとなるのは、本学が所蔵するアーカイブコレクションを用いる事となる。教育の中心となる新しい図書館として設立された、ライブライリーセンターが所蔵する、歴史上重要な科学的発見や技術的発明が最初に発表された初版本を体系的に収集した、稀覯書コレクション「工学の曙文庫」。また近代建築を中心に建築設計書などを保管している、建築アーカイヴス研究所のコレクション、これらをサイエンスとテクノロジーの両分野において教材として利用できる様に、デジタルアーカイブを進める事となる。科学技術応用倫理研究所メンバーが進める研究テーマと、その成果を学内外へ展開する事は、当委員会が中心となって事業を進める。

本事業では、ステイクホルダーを代表する形で外部評価委員を設置する予定である。アカデミックからは、北海道大学応用倫理研究教育センターの研究メンバー、企業からは、一般社団法人経営倫理実践研究センターと地域企業の倫理統括部門のメンバー、また高大接続連携協力校にも外部評価委員を委嘱する予定である。

本学においては、学校法人全体の研究活動の支援?推進を図る「学校法人金沢工業大学研究支援機構運営委員会」と、大学